大望

大 望


■演出 :キム・ジョンハク

■脚本 :ソン・ジナ

■キャスト :ハン・ジェソク、チャン・ヒョク、イ・ヨウォン、ソン・イェジン

■公開日 :2002年10月12日〜2003年01月05日(韓国)

■あらすじ

朝鮮時代を背景に朝鮮の商人たちの企業精神と民衆たちの暮らしを躍動的に描いたフュージョン時代劇。
劇中のソン・イェジンは男の格好をした女性「ドンヒ」を演じた。
ここで彼女は既存の女性的なイメージから抜け出して、今までとは違う魅力を見せてくれた。
パク・フィチャンと使用人ダンエとの間に生まれたジェヨン、ダンエは生まれたばかりのジェヨンをフィチャンの実の子として育ててくれとお願いし、姿を消してしまう。
10年後、ジェヨンは兄のシヨンと共にフィチャンの息子として過ごしている。
ある日、兄のシヨンが危険な状況になり、彼を助けようとするが、逆に自分の家の使用人オを助ける事になり、家に火までついてしまい、それが父親にばれて損害賠償請求をされることになる。
これにジェヨンは開城(ケソン)商人ソンジェと彼の娘ドンヒの助けによってわらじを売ったお金で父親の借りを返す。
しばらくして、友達と遊び半分でユン・デガムの家にこっそりと入ると、そこの家族全員が皆殺しにされた現場を発見してしまう。現場にいたという理由で濡れ衣を着せられ、処刑の危機へ陥る。
そこでジェヨンは、父親にお願いして友達を助けると約束するが、逆に父親の計略でジェヨン以外は皆処刑されてしまう。
その事件で傷ついたジェヨンは父親との縁を切り、開城商人ソンジェの元へ向かう。そして、そこで、男装して息子のように振舞っているドンヒと共に仕事を手伝いながら友情を深めていく。一方、ジェヨンの心が初恋のヨジンにあることを知っているドンヒは彼を友達として思う一方、少しずつ彼のことを好きになっていく自分に気付き始め、葛藤し始める。

■登場人物

チェ・ドンヒ (ソン・イェジン)
普通の男たちよりもしっかり者で、聡明な頭脳の持ち主。生まれもっての知恵と経済感覚で父親のチェ・ソンジェの最高の参謀的な役割も果たす。
活発な性格のせいで、男尊女卑の世の中でいろいろと挫折もするが、元々楽観的な性格なので落ち込む暇が全くない。
パク・ジェヨン (チャン・ヒョク)
本当のリーダーとはどんなものなのかを見せてくれる人物。
家を離れ、周辺の人々だけでなく自分との因縁までも断ち切ろうとする意味で、自ら名前を変える。母親が誰かもわからないまま、パク・フィチャンに育てられる。